きゅーLOG

おもったことをちょっとずつ書きとめるところ

『あなたの話はなぜ「通じない」のか』を流し読みして学びをアウトプット

唐突に振替休日を取得することになったので、就職活動中から10年超も(!)積読していた以下の本を消化することにした。

あなたの話はなぜ「通じない」のか (ちくま文庫)

あなたの話はなぜ「通じない」のか (ちくま文庫)

ダラダラ読んでも仕方がないので制約事項を2つ。①制限時間は45分、②A4用紙1枚以内にまとめる。読み終わったら近くのブック○フに(略

というわけで、すでに手元にない本ですが、A4メモを頼りに学びをアウトプットです。

「問い」なら共感できる

相手になにかを伝えるとき、立場の違いから背景・価値観・ビジョンが異なり、なかなか自分の想いに共感してもらえないケースは多い。そのときは「問い」から入るのがよいとのこと。

まず自分と相手が共通して持っているであろう「問い」を見つけて表現する。この時点では共感を持てる場合が多い。そこから論理展開を進めていけば、仮に相手が結論に共感してもらえなくても「そもそも違う!」と100%否定されるケースは少ないのではないか。

ということは、「問い」を見つけ出すスキルが大事ということになります。この本にも書いてありますが、合わせて"イシューからはじめよ"を読むのがよいと思います。

イシューからはじめよ―知的生産の「シンプルな本質」

イシューからはじめよ―知的生産の「シンプルな本質」

正論は相手より高い目線で語るので共感を得られない

忌み嫌われる存在として「あるべき論者」がある。本書とはちょっと外れるが、理想・正論を振りかざして他人を非難するが、具体的な改善策等は示さない、非生産的、というもの。

「正論」を振りかざすのではなく、先ほどと重複するが「共感」から入る。どうにかして共感ポイントを探す。「正論」を言いたくなったときは、相手より目線を上に置いているので、相手と同じ目線になれる場所を探す。

カジュアル自己紹介

初めての人たちのグループワーク等での自己紹介タイム、めっちゃ苦手です。答えを見つけるまでには至りませんでしたが、ヒントをもらえた気がします。

  • 前の人のマネをしない
  • 自分の主旋律を伝える
  • 自分の意思をはっきり言う
  • skill(スキル)とwill(意思、未来)を使い分け
  • 夢とwillを分けるポイント、「時間」でコミットメント
  • 点ではなく線ではなくベクトルで未来将来を見せる

終わりに

非常に良い本でした(でも就活時に買う本ではなかったと思う)。最近はロジカルシンキング系の本を多読積読しており、自分が論理偏重になっている自覚があります。

そのため、最近のお仕事界隈のコミュニケーションでは論理と情熱のバランス・使い分けを意識しています。本書を読んで、それに加えて「共感」も加えたトライアングルを頭に強く意識すべきと学びました。

順番的には「共感>情熱>論理」でしょうか。

…と、ここまで書いてアリストテレスが類似のことを言っていたのを思い出しました。

アリストテレスは人を説得するためには3つの要素が必要だと提唱しています。 それが、「エトス(信頼)」「パトス(共感)」「ロゴス(論理)」という、説得の3要素です。

アリストテレス説得の3要素「エトス・パトス・ロゴス」の意味を解説 | 起業ラボ

以下の本にも「エトス、パトス、ロゴス」が書いてあります。パックンが書いた本で非常に読みやすいので本が苦手な方に特におすすめです。私ももう一回読んでたくなりました。