きゅーLOG

おもったことをちょっとずつ書きとめるところ

自分がやりたい仕事など理解できるはずもない 山口周 『天職は寝て待て~新しい転職・就活・キャリア論~ 』光文社新書, 2012年

自分が読んだ本をアウトプットする練習として読書感想文を書いてみます。あまり時間かけていないので、まとまりが悪いです。こうやって駄文をネットに晒していくのか。

天職は寝て待て?新しい転職・就活・キャリア論? (光文社新書)

天職は寝て待て?新しい転職・就活・キャリア論? (光文社新書)

この本を手に取ったきっかけ

3年後までにキャリアチェンジを果たすという目標達成のために今の職場から離れるという手段をとろうとしている自分にむけて、その判断が正しいか、成功するために取るべき策は何か、どこに行くべきか、を学ぼうと思い読んだ。 今の職場では自分の望むキャリアアップは望めない前提。

心に残ったこと

第二章では、転職方法論について触れています。ここが自分の現状の想いにフィットした章です。

「好きなこと」「得意なこと」は何か?

一般的に目にするキャリア選択の軸となるであろう「好きなこと」「得意なこと」は何か?との問いに答えなど出せないと述べています。

たしかにこの両問に明確な答えを出せないからこそキャリアに迷う人が世に多く存在するのだと納得することも多いです。ヘイシャ内にもキャリアが迷子な若手が多く、そのことを嘆いていたのですが自然な結果なのかもしれません。

見せかけの内発的動機づけ

モチベーション理論として高位に位置付けられる内発的動機づけに基づいて描いたキャリアゴール自体さえも、社会的通年の典型的成功者イメージに起動されているのであれば、むしろそれは外発的に支配された「自分で選んでいない」可能性を示唆しています。仮に外発的通念に起動されたとすると、ゴールに近づいたときに「目指す自分は本当にこれだろうか?」と燃え尽き症候群に陥る可能性があると述べています。

私も現段階では「自分が目指すキャリア」を言語化できない状態ですが漠然とイメージしています。その目標自体が本当に内発的か外発的かを真に問われると、すこし自分の軸を揺さぶられます。 現状の職場が嫌だから無理矢理設定しただけではないか?と真に問いかけられると、返す言葉を探せないかもしれません。

アイデンティクライシスに陥る危険性

本書では、「何をするべきか」ではなく「何が譲れないか」を明らかにすることの有用性(いわゆるキャリアアンカー)に触れています。また、職業パーソナリティ(職業的人格?)と仕事がフィットしていれば仕事の幸せを感じる。しかしパーソナリティは脆弱なので自己と職業的仮面との区別がつかなくなり、アイデンティクライシスに陥る危険性も述べています。

確かに自分の職業的人格は移動経験もほぼ皆無な現職のみから形成されているような気もしており、どこまでが自分でどこまでが演じてきた仮面なのかと問われると自信が持てません。

暗黙的にそのような危険性を悟ったのか、最近は意図的に仕事のスタイルに自我を出すよう意識しています。複雑な組織課題を目にしたときに、いろいろ解決策は考えられるだろうけど「私ならこう解く」「なぜなら私が担当することになったから」という謎理論を押すという。(もちろん直接的に言うことはありませんが、ある程度周囲も察しているような気がします)

まとめ

転職すべきか否かをさらに迷い続ける一方、真剣に考えすぎなくてもよいのでは?とも思い始めました。 もう少し自分の考えを深めるためにも別の転職本にも手を出してみようと思いました。