きゅーLOG

おもったことをちょっとずつ書きとめるところ

10年めしが食える仕事の魔力

「このシステムを押さえると10年めしが食えるよね」

業務系SEとして同一システム担当歴10年をこえました。上記は社内の人と話している中で出てきた言葉です。私もその方も、立場は違えども同一システムを10年担当している、という意味で共通しており、話していて共感する部分が多かったです。
・・・最近、この冒頭の言葉が頭にこびりついて離れないです。

10年めしが食える仕事とは

ここで考えるべきことは「3年」「5年」でもなく「一生」でもないということです。つまり、簡単には習得できないけど一生モノの技術でもない。業務系SEにありがちな「複雑怪奇なローカル業務」に単純にハマって抜け出せない、ということではないでしょうか。
会社は「複雑怪奇なローカル業務」に張り付けにできる人材を探している。業務難易度も高く教育は困難。システム規模もほどほどなので人材流動性も低い。

麻薬的魅力とガラパゴス化の狭間で

私の場合は、最初はシステムも業務も意味が分からず失敗だらけでした。残業・休出・持ち帰り仕事でゴリ押ししてました。3~5年経過するとさすがに理解度も上がり、”自分が一番知っていること”が増えてきます。仕事の満足度は高まってきました。

この時点が私の中での一番の勘違いポイントだったと思います。

・「複雑怪奇なローカル業務」を理解し、周囲から評価される(麻薬的魅力)
・一方でその現場を離れると不要、応用が効かないスキルばかり身につく(ガラパゴス化

10年たって思うこと

「10年」というのがポイントです。「3年」「5年」食える仕事は、年齢とともにキャリアアップを目指せる程度の期間。一方、「一生」食える仕事ならどっぷりつかってもよいでしょう。
「10年」は中途半端。会社は「10年」しか食えない仕事に張り付けにできる犠牲者を探しているようにも思えます。冒頭の言葉の後に発せられた「同じ業務・システムを10年やっても、他の技術は身につかないよね」という言葉に非常に共感しました。

それで自分はどうしたいの?

自分のキャリアは絶賛迷子中です!
自分自身はガラパゴスの中で特異な進化をしたものの、その島自体は維持~衰退を辿るのみで将来の生存はない。島の外に出ようにも転化できるスキルは少ない。というか、島外に出る夢すらかなわない。
外に出ようとあがきつつ、自己スキルの汎用化を進めようと模索しています。そんなことを最近考え、職務経歴書を書くなどして自己を客観的に見つめなおしてみようかな、と思っています。